色から読み解く、あか抜けない理由TOP3

2021/2/18

突然ですが、あか抜けないな、野暮ったいなって感じたとき、皆さんはどこに原因を探しますか?

ヘアスタイルだったり
洋服のサイズが合ってなかったり
デザインの組み合わせがおかしかったりと
挙げるとたくさんありますが、
意外と盲点なのが「色」です。

これまでたくさんのお客さまにパーソナルカラー診断をしてきて
こういう色の使い方をするとあか抜けなくなる!と見えてきた法則があるので今日はご紹介します。

あか抜けない理由その1、コントラストが足りない

コントラストというのは、対比のこと。
色の差がはっきりした組み合わせを「コントラストが強い」
色の差をあまり感じない組み合わせを「コントラストが弱い」と言います。

コントラストが足らずにあか抜けない印象になりがちなのが、ウィンター、ビビッドスプリング、ストロングオータムの方。
あざやかな強い色が似合う方は、コントラストの強い配色を身につけると本当に素敵に見えるんです!

診断で「あざやかな色が似合います」って言われても、抵抗がある方もいらっしゃると思います。
そんなときは、今のクローゼットのお洋服でなるべくコントラストが強くなるようにコーディネートをしてみてください。

トップスとボトムの組み合わせ、
柄の配色、
アウターや靴、バッグとのバランス、
鏡の前で一度チェックをしてみましょう。
ヘアメイク、アクセサリーやストールなどでコントラストを取り入れていただくのもおすすめです。

あか抜けない理由その2、ツヤが足りない

メイクをした途端に、古臭くてあか抜けない印象に見えてしまう方がいらっしゃいます。
これは、元々のツヤや潤いを消すようなマットなメイクをしたときに起こります。
クリアな色が得意な方は、目元に輝き・リップに潤い・お肌にツヤを取り入れることで顔が一気にあか抜けます。

ファッションでも、くすみカラーやマットな素材だけでコーディネートしてしまうと地味に見えてしまうので、
お洋服の素材やアクセサリー、メイクなどにツヤや輝きをプラスしましょう。

あか抜けない理由その3、透明感が足りない

いわゆる「黄みの強い色」を身につけると、透明感が消えて野暮ったく見えてしまう方がいます。

そういう方は、青みピンク、レモン、ラズベリー、ロイヤルブルーのような、
冷たさを感じる色を取り入れていただくと、ぐっと透明感が増してあか抜けます。
白も、黄みがかってないものを選びましょう。

黄みの強い色を取り入れたいときは、

・顔から離す
・面積の小さいものにする
・大きい面積にネイビーや青などの寒色、白、シルバーを入れる

メイクで取り入れたい場合は、

・眉はグレー系に
・チークはピンク系を使う
・アイシャドウにはシルバーのラメを重ねる
・洋服はネイビーなどの寒色か黄みのない白

を意識していただくようにおすすめしています。

以上が、色から読み解く、あか抜けない理由TOP3でした。

パーソナルカラー診断は、似合う色を知ると同時に、色を使ってどう印象をコントロールしていくかがとても大切だと思っています。
これから診断を受ける予定の方は、
似合う色、似合いにくい色を身につけるとどう印象が変わるのか、
どういう配色をするとライフスタイルや好みとバランスの取れた印象アップが叶うのか、しっかりアナリストさんに聞いてみてくださいね!

photo:manipuri, pellico, philippe audibert, chanel