黒が似合うカラータイプと配色バランス

2021/7/26

パーソナルカラーでは、黒はウィンターの色とよく言われますが、実はイエローベースでも黒が似合うタイプがあるってご存知ですか?

黒というのは、お顔立ちに強さやコントラストがあり、黒の色の強さ、深さに負けないタイプの人に似合う色。
なのでイエローベースでも、強い色、深い色が似合うビビッドスプリング、ストロングオータム、ディープオータムは黒が似合う人がいます。

反対にウィンターでも、透明感のあるコントラストが得意なクリアタイプの人は、黒はやや注意が必要。
黒の面積が大きいと重い印象になってしまうため、ネイビーやチャコールグレーを合わせたほうが明るさ、軽やかさが出てお似合いになりやすいです。

さて、黒が似合いやすいウィンターとイエローベースの3タイプ。
黒にどんな色を合わせるのがベストでしょうか?

まず、ウィンターの黒の基本配色は以下の3つ。

✔︎ 黒 × シルバー
✔︎ 黒 × スノーホワイト(黄みのない純白)
✔︎ 黒 × 青みの色

次に、イエローベースの黒の基本配色はこちら。

✔︎ 黒 × ゴールド
✔︎ 黒 × アイボリー、エクリュ(暖かみのある白)
✔︎ 黒 × 黄みの色

ブルーベースのウィンターは、黒に黄みのない色を合わせたほうが美肌効果や印象アップの効果が得られます。
青みが大得意なクールウィンターの人は特に!この基本配色を意識していただくことをおすすめします。

イエローベースは、黒に黄みの色を合わせて血色感をプラスするのがおすすめ。
2ndもイエローベースの、黄みが大得意な人は、黒だけだと寂しく見えてしまいやすいため、血色感や暖かみのある配色を意識してみてください。

さて、「黒 × 青みの色」「黒 × 黄みの色」と書きましたが、青みの色、黄みの色といってもいろんな色がありますよね。
各カラータイプごとに、どんな配色バランスが得意かご紹介していきます。

もちろん、このタイプはこの色を合わせなきゃダメという決まりはありません。
自分はどんな配色バランスがしっくり来るかなと、楽な気持ちで参考にしていただけると幸いです😌

ではまずはこんな配色。(以下、画像左2つがイエローベース、右2つがブルーベースです)

黒 × 淡い色
この組み合わせが似合いやすいのは、

✔︎ 1stタイプがビビッドスプリング
✔︎ 2ndタイプがスプリングのビビッドウィンター
✔︎ 比較的明るめが似合いやすいクールウィンター

上記タイプは、クールウィンターに記載したとおり、あざやかな色の中でも比較的明るさを感じる色が得意。
黒と淡い色を合わせることで配色に明るさと強いコントラストが生まれ、印象やお肌の明るさ、華やかさが際立ちます。

トップスが淡い色の場合は、ストール、顔まわりのアクセサリー、リップに華やかな色を入れましょう。

また、黒は都会的・クール・強いといったイメージがあるので、淡い色を合わせることで柔らかさ・女性らしさをプラスできます。
ビビッド、クールタイプでもフェミニン、キュートな印象を取り入れたい方におすすめの配色です。

次はこちら。

黒 × あざやかな色

左2つは、ビビッドスプリングのベストカラー、
右2つは、ウィンターの中では比較的明るめの原色です。

あざやかな色でも比較的明るさを感じる色なので、この配色が似合いやすいのは、淡い色の配色と同じタイプの人。

✔︎ 1stタイプがビビッドスプリング
✔︎ 2ndタイプがスプリングのビビッドウィンター
✔︎ 比較的明るめが似合いやすいクールウィンター

ただ淡い色の配色と違い、黒とあざやかな色の組み合わせは印象の強さが際立ちます。
とにかく華やかに、かっこ良く見られたい場合におすすめの配色です。

この配色をもう少し柔らかい印象に見せたい場合は、メイクをナチュラルな色みにされると良いです。

続いてこちら。

黒 × 強い色

左2つは、ストロングオータムの色。
右2つは、ウィンターの中でも比較的暗めな色です。
あざやかな色の配色と比べて、やや暗さを感じますよね。
この配色が似合いやすいのは、

✔︎ 1stタイプがストロングオータム
✔︎ 2ndタイプがストロングオータムのビビッドウィンター
✔︎ 比較的深めが似合いやすいクールウィンター

やや深みのある配色にすることで、目鼻立ちの立体感が増して見えます。
こちらも強い印象に感じるので、印象の明るさや柔らかさを出したいときは、明るい色を取り入れていただいてもOK。
ただ、トップスに黒、ボトムスに明るい色を合わせるほうがお似合いになりやすいです。

では次の配色。

黒 × 深い色

深い色同士の組み合わせなので、似合いやすいのはもちろん

✔︎ ディープタイプ

全体的に深い色でまとめることで、目鼻立ちの立体感や、人によっては肌の白さがより際立ちます。

ビビッド、ストロング、クールタイプの人は、深い配色をすると全体の印象が暗く見えがち。
とはいっても、深い配色が持つ重厚感、威厳といった印象を出したいときもあるかもしれません。
そんなときは胸元が少し開いたデザインで肌の色を出したり、明るい色のスカーフを巻くなどして、お顔もとに明るさをプラスしましょう。

では、最後はこちら。

黒 × くすみカラー

くすみカラーがトップスに来るなら、やっぱりベストはミューテッドタイプの人。
とはいえボトムスの大きな面積に黒を入れると重たく見えやすいので、深めのくすみカラーが似合いやすい人にベストだと感じます。
明るめのくすみカラーが似合う人は、ボトムスには黒以外のベーシックカラーがおすすめです。

では、トップスが黒でボトムスがくすみカラーの場合はどうでしょう?

深めのくすみカラーの場合は

✔︎ ストロングオータム
✔︎ ディープオータム・ウィンター
✔︎ 比較的深めが似合いやすいクールウィンター

明るめのくすみカラーの場合は

✔︎ 黒が得意な全タイプ

に似合いやすいと感じます。
ナチュラルで穏やかな印象や大人っぽいシックな印象を出したいとき、秋冬シーズンにもこの配色はフィットしますね。

長くなりましたが、配色による黒の使い方の違い、なんとなくお分りいただけたでしょうか?

黒が似合うといっても配色バランスでお顔映りや印象は変わって見えるので、診断結果をもとにどんな配色がしっくり来るか、鏡の前で試してみてください☺️
パーソナルカラー初心者で配色のことまで理解しきれないという方や、黒は得意じゃないけど取り入れたいという方は、遠慮なく診断で聞いてくださいね♪